マッサージが終わり、心と身体が深くゆるんでいく。そんな余韻に浸るあなたへ、そっと差し出される一杯の冷たいお茶。それは、私たち利休がお届けする、もうひとつの手当ての始まりです。
静けさへと誘う、ひんやりとした一口
手にした瞬間、ガラスの杯から伝わる心地よい冷たさ。淡い翡翠色に輝くお茶は、私たちの特別な〈ととのい茶〉です。
このお茶の秘密は、約35℃という低い温度で茶葉を丁寧に、そして短時間で抽出すること。すぐに氷でキリッと締めることで、緑茶のうま味成分である「L-テアニン」をたっぷりと引き出します。カフェインや渋みはぐっと抑えられるので、夜のトリートメント後でも安心。心と身体を高ぶらせることなく、穏やかな時間へと誘います。
L-テアニンがもたらす「静かな高揚感」
この特別なアミノ酸「L-テアニン」は、私たちの心を落ち着かせ、クリアな集中力をもたらしてくれることで知られています。まるで静かな水面に広がる波紋のように、リラックスしながらも頭はすっきりと冴えわたる。そんな心地よい感覚が、施術で整った身体を優しく包み込みます。
水素とお茶のポリフェノール、二層の恵みで身体を内側からケア
〈ととのい茶〉に使う水は、たっぷりの水素を含んだ特別な「水素水」です。水素が持つ力と、お茶に含まれるカテキンなどのポリフェノール。このふたつが出会うことで、お互いの力を高め合い、身体を内側から守るベールとなってくれます。
施術によって巡りが良くなった身体に、この一杯がすみずみまで行き渡る。揉み返しなどの原因となる細かな疲れをやさしく洗い流し、すっきりと軽やかな状態へと導いてくれる、いわば二段階のボディケアです。
グラスに込めた、もう一度の深呼吸
ひんやりとしたお茶が喉を通り過ぎる頃、トリートメントで得られた深いリラックスが、さらに心地よいものへと変わっていくのを感じられるはず。
穏やかに澄み渡る心と、冴えわたる思考。L-テアニンがもたらす「静かな高揚感」が、あなたの背中をそっと支えてくれるようです。
私たちが最後にお出しするこの一杯も、施術の大切な延長です。巡りを整えた身体に、水素とお茶の恵みを重ねることで、「ああ、今日は本当にととのった」と心から感じていただく。そのための仕上げの時間なのです。
次にいらした際には、ぜひこの〈ととのい茶〉が持つ静けさまで、ゆっくりと味わってみてください。グラスを置くときの、最後の深呼吸までが、私たち利休がお届けしたい“癒し”なのですから。